水族館の夜

書きたいことを書いていきますよ。

香辛料と16歳の女の子

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調味料、料理についてもネタにしてくれとのことなので。

きっかけに感謝。


料理をする時って調味料は当たり前のように使うよね。

種類や量なんかは様々だけどさ。

味覚の形成は12歳くらいまでに完成すると聞いたことがある。

だから食育、特に味育というのは大事なんだと思う。

きちんと食事をしないと、食べた物が全て自分の中身体になるんだからね。

苦味が旨味と感じるのは大人になってからでもいい。

ビールとゴーヤはハタチから。


僕は砂糖をあまり使わない。

使えば味に深みが増すし照りや旨味に繋がることは分かるけどあまり重要視していない。

それは不自然に添付されたものより食材の持ち味が好きだからだ。

でも塩味ばかりは別でこればかりは外せない。

もともと塩味を持つ食材は限られているからね。


香辛料はけっこう好きな方だ。

複雑に組み合わされて出来る味や香りはまさに化学実験のよう。

絶妙なバランスで完成した料理はノーベル賞でももらえると思う。

馬鹿の一つ覚えみたいになんでもかんでもスパイスを効かせるのは良くないけどさ。


香辛料と写真の加工

撮影したそのままの写真も、スパイスを加えたような加工をした写真も同じくらい好きだ。

これはオンラインゲームで親しい人と日の出を見ながらした話。


香辛料と16歳の女の子

この場合スパイスというのは経験や化粧、服装などをさす。

16歳の女の子というのは僕が今までで一番好きだった人でかなり美化されていると思う。

何処にでもいるような中身で外見だったけど何かに惹かれていた。

まだ塩と胡椒で下味をつけただけのような人だった。

一緒に遊んだ神戸は例えるなら鍋の中。

逢う回数を重ねるごとに神戸という鍋の中に少しずつ味付けがされていった。

モザイクを歩いた思い出は出汁となり

一緒に食べたパエリアはサフランとなり

手をつないだ経験は旨味となった。

当時の僕は21歳で調理方法がまだわからなかったんだと思う。

未完成のまま終わった。


そんな思い出。